
Appleが1日に7-9月(第4四半期)の決算を発表した。売上高、利益ともに4四半期連続で過去最高を記録したのである。iPhoneの販売価格上昇とアプリ販売App Storeの好調が要因だある。
売上高20%増→629億ドル→約7兆1,065億4,163万
利益32%増→141億3,000万ドル→約1兆5,964億2,978万
通期のiPhoneの世界販売台数は、約2億1800万台と伸びは1%に満たなかった現状である。販売台数はほぼ横ばいであるが、売上高は過去最高の2,656億ドルを記録し前回過去最高記録の2015年度の水準を14%上回った。
決算の内容は、ソフトウェア事業の強化と販売台数の低迷を補うためにiPhoneの値上げという2つの戦略だ。年末商戦時期の10ー12月期では昨年売上高883億ドルから890億~930億ドルの拡大を見込んでいる。
先日、発表されたばかりの、「MacBookAir」「MacMini」「iPadPro」が11月7日に発売される事と、iPhoneXs/Xs Max/XRが全て出揃った点を考えると、年末商戦の準備は整った所だろう。
「MacBookAir」「MacMini」「iPadPro」はどれも、前回よりも値上がりしておりiPhoneと共に、高額戦略により売上高を伸ばしてくるだろうと思う。このAppleの高額戦略だけが、目立ってしまっているが、発表された端末はどれも、かなりの改良と進化が見受けられており、製品の完成度と商品金額は比例しているとも思える。
Appleの根底には、やはり使いやすく、いい製品という軸はブレておらずそういったこだわりが、また買い替えを待ちわびていたAppleユーザーの購入につながっていくのであろう。