iPhone10周年を振り返る iPhone3Gs

日本でのiPhone発売は衝撃的だったし、iPhone3Gもすばらしかったが、そうはいってもまだまだパフォーマンスにもの足りなさを感じるものだった。

ひとつはiPhone3G自体の処理速度が遅く、操作してもひっかかることが多かった。

通信速度ももの足りないものだった。そのため、処理速度が向上した『3Gs』が発売されるとなると、誰もがすぐに買い替えざるを得ない状態だった。

ちなみに当初は 『3G S』と半角空いた大文字表記だったが、
途中で 『3GS』に改められた。ジョブズが、この表記を気に入っていなかったという噂だ。

その後、5s,5c発売時に、アップルは末尾の英文字を
小文字に揃えることに決めたため、正しくは『3Gs 』となった。

事前の情報どおり、3Gsはとても軽快に動き、ブラウジンしたり、アプリを使ったり地図を見たりという日常的なアクションを実に快適にこなせる。

初代でグーグルマップの表示、3GでGPSによる自位置表示が
できるようになったが、3Gsでは地磁気センサー4を採用したことで、どちらの方角を向いているかも把握できるようになった。

カメラは200万画素のパンフォーカスという時代的なものから、300万画素のAF付に大きく進化した。

まだ画素数はもの足りないが、見やすく親しみやすい画質だったので、写真を活用する人が増えた。

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