ティム・クックがCEOになるまで
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意外と知らないティムCEO

1960年11月1日生まれ

アラバマ州ロバーツデール出身。

世界中で圧倒的な知名度と人気を誇っているappleで新しいリーダーとして指名されたティムクック氏は、波乱万丈の人生を送ってきました。父親は造船所の作業員として働いていましたが、全く異なる道を歩み始めます。

 

大学に入学して学生時代には必死に勉強を続けることで、工業エンジニアリングの学位を取得します。その後、彼はMBAを取得して経営者としての専門知識やスキルを身につけていくのです。

 

コンピューターの再販業者で実力を発揮しながら着実にスキルアップを重ねていき、1998年についに念願のapple入社を果たします。

 

apple入社後、彼はより効率的に作業を推し進めていくためにサプライヤを工場に隣り合う場所に配置します。

そしてインベントリーを大幅に減らして広がりすぎた工場や倉庫を閉鎖します。メーカーにできる限り委託することによって、合理化を推進していくことで、新機種の開発に時間や労力をかけられるように改革したのです。 

 

顧客の求めているものを正確に把握するために、アンケート調査や集計なども積極的に行うように徹底して経営利益を大幅に黒字化することに成功しました。

 

将来に向けて不可欠となるフラッシュメモリーを独占的に仕入れることができるよういち早く動くよう指示するなど、的確な判断とフットワークの軽さが彼の最大の魅力となっています。

 

新しいものを恐れずにどんどん事業を改善していく強気な姿勢を貫くことによって、抜本的な改革に結びつけることができました。

 

その当時のCEOが病気などを理由に療養していた際には、彼が代わりのリーダーとなって最新のスマートフォンの開発や販売を手がけたのです。仕事熱心で情熱的な一面を持つ彼は、やがてCEOまで登り詰めます。

 

常に将来を見据えた革新的な考え方と行動力を発揮し続けている姿勢に、多くの同僚や部下たちが絶大な信頼を寄せているといえます。

 

時代の最先端を歩む頼りになるリーダーとして、高い評価を集めているのです。

 

Apple社員とも積極的に

2011年の8月にこの世を去ってしまったスティーブジョブズの右腕として、急成長するアップル社を陰で支え続けたのがティムクックであり、突如としてパイオニアを失ってしまっても大企業が路頭に迷う事はなく、それどころかティムクックがCEOになってから同社はさらに業績を伸ばし、たとえIT機器に興味関心が無い層にまでITの技術を浸透させる活躍を見せています。

 

そうしたティムクックがCEOになってから変化したのは多くのファンが居る市場に限らず、同社の社内の環境も例外ではありません。

 

スティーブジョブズが活躍していた頃は社内でミーティングを兼ねた食事などをする際、自身との距離感が極めて近いデザイナーといった上層部と顔を合わせて食事を摂る事が多かったものの、ティムクックがCEOになってからは決して上層部のみで顔を合わせるといった事はなく、積極的に一般的な従業員達が働いているフロアに顔を見せたり、食事を一緒に摂るといった心掛けをしています。

 

そのため、上層部のみの独断で新製品の開発を計画したり既存のモデルの改良点を見出すといった事が無くなり、一般的なユーザーを同じ視点を持った従業員から直接的に声を聞く事が可能になった事から、先進性と共に日常生活に寄り添った機能が盛り込まれ目立つようになりました。

 

また、ティムクックがCEOになってから明らかに変化したのは、アップル社がヘルスケアに関して並々ならぬ注力をするようになったという事です。

 

CEO自身が健康に対し強い意識を持っている事も関係しているのですが、ITの力で人々の健康を管理しより一層健康寿命を延ばそうという意識を持って開発されたプロダクトが大変増えています。

 

健康面を意識したプロダクトとして代表的なのがAppleWatchであり、ティムクック自身も装着するようになってから体重が13キログラムも減少したと述べていますし、近い将来肌に傷をつける事なく血糖値が測定できるモデルを発表する事も示唆しています。

 

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